ambitect
貯める・探す・描く・つくる・暮らす
2014年に設立されたデザインディレクション『ambitect』。建築に関わる5つの力(貯める・探す・描く・つくる・暮らす)をベースとした、デザインコンサルタントを行う。SNSにて暮らしの情報を発信し、2014年に設立されたデザインディレクション『ambitect』。建築に関わる5つの力(貯める・探す・描く・つくる・暮らす)をベースとした、デザインコンサルタントを行う。SNSにて暮らしの情報を発信し、鎌倉エリアの物件情報に目がなく、販売中の物件の”間取り”を提供するサービス『madorism』を開設。

意識して節約しているわけではないが、気付いたら節約になっていた『10の習慣』(20代独身編)

記事の概要

これまで無意識に行ってきた節約術・20代で貯金をコツコツできた理由について、『20代独身編・30代移住編(次回)』の比較も含めて、振り返ってみました。絞り出すのに時間がかかりましたが、今になって思い返すと、これが節約になっていたのかなと思うことがまとめられましたので、ご紹介します。

記事の目的
  1. どんな人の誰のために?
  2. 何が問題で?
  3. どう解決できる?

  1. 30代で注文住宅を建てたい
  2. お金の貯め方がわからない
  3. 20代・独身時代の節約心構え

20代・独身時代の節約『無意識の10の習慣』

  1. 労働:とにかく働きまくる
  2. 会社:会社の制度を使い倒す
  3. 貯金:ボーナスは使わない
  4. 固定費:格安スマホを取り入れる
  5. 使う:支払いはポイントの貯まるクレジットカード
  6. 衣服:仕事服はユニクロ
  7. 作業:自分でできることは自分でする
  8. モノ:良いものを長く使う
  9. 家具家電:大きなものは買わない
  10. 家計:浪費は月単位で管理

1. 労働:とにかく働きまくる

社会人として働き出した時はお金もなく、仕事を覚えることに必死の毎日。お金を使う余裕もなく、ひたすら仕事に時間を費やしていました。ほぼ毎日終電・週に一回ノー残業デーがあったか、なかったかです。

幸いにも残業代は全て支給される会社でしたので、お金は働けば働くほど貯まっていきます。ただそれと引き換えに余裕のある時間もなかったですが、当時はお金の使い方も、趣味もそれほどなく、建築に没頭していたため。仕事が好きで・働くことが楽しくて、早く一人前になることに対して、集中して時間を注いでいました。

今思えば、だから毎年毎年まとまった貯金ができたのだと思います。お金の使い道もなかったので、一般的な貯蓄率より高かったかもしれません。また、年々貯まっていく貯金口座を見るのも嬉しかったです。

2. 会社:会社の制度を使い倒す

福利厚生・会社からの補助金を活用しない手はないと思います。

住宅補助が充実していたため、格安で条件の良い賃貸マンションへ住むことができていました。都内住まいの方はわかると思うのですが、とにかく住居費がめちゃくちゃ高いんです。多分新入社員の給料で言うところの、30〜40%はかかるんじゃないかというくらい、住居費は金食い虫です。

それが節約できるわけですから、まるまる貯蓄に回せると言うことは。完全に負ける気がしないですよね。(誰に?)どこの会社にでも制度はいろいろあると思うのですが、貯めるためには住宅補助はマストな条件だと思います。もちろん物件を選んで節約することも、できますが。当時の若い頃に、そんなノウハウも勇気もありませんでした。

就職を控える学生には、声を大にして、ここで差がつくんだ。と最初に伝えたいです。ここで一定のレールに乗れないと、貯蓄マシンが無いわけですから、一定の金額を貯めるために、相当な時間がかかります。

3. 貯金:ボーナスは使わない

これは使わないというより、上記の会社の制度により、生活費として使う必要がなかったから、結果として使わないと言うことができたのですが。もし、制度が無かったとしたら、ある一定額は取り崩さなければならなかったでしょう。そして、その割合を年々少なくしていく努力をすると思います。

ボーナスも業績によって変動しますし、変動によって生活水準が変わることは避けたいですね。

4. 固定費:格安スマホを取り入れる

同じサービスを受けるのに、変わらない使い勝手であれば、携帯の通信費がもったいないと思いました。当時は格安スマホもそこまで普及していませんでしたが、会社用の携帯電話が支給されたので、どうしても繋がりにくいとか・最悪格安スマホが使えなくてもいいや。と思い、思い切って切り替えることにしました。

今では、節約の巷で当たり前すぎる、格安スマホ。当時は割と少数派で、大丈夫?と言われることも多々ありましたが、乗り換えた時で、利用料金が1/5くらいに抑えられたと思います。ちょっとしたメッセージアプリと調べ物のネットサーフィンくらいしか使わなかったので、問題なかっただけかもしれません。

5. 使う:支払いはポイントの貯まるクレジットカード

当時社会人になるにあたり、給与振込用の銀行口座やクレジットカードを作ることになるのですが、なぜか当時クレジットカードをどこの会社で作るか、熱心に調べました。それはポイントの還元率がクレジットカードの種類によって全く異なることを知ったからです。一般的にはおそらく0.5%。ちょっと良いと1.0%、さらに良くて1.25%です。また基本還元率とは別に、カードの発行会社が指定するお店で利用するとさらに還元率が高まりますよ。という設定もあり、非常に悩ましいものでした。

ただ自分の新しい生活が始まっていない段階で、どのお店で買い物をするかわからなかったこともあり、決め手がありませんでした。なので、考えるのがめんどくさくなって、どこのお店で利用しても一定の還元率が得られるクレジットカードを選ぶことにしました。

有料年会費を支払うことで、ベースとなる還元率が高まるクレジットカードを選択しました。ある程度はお金を使うだろうと想定して、その還元率ならペイできるだろうと計画しました。

今となって思い返してみると、わざわざその指定された店舗で買い物をすることに魅力を感じなくて、自分の価値観で選んだお店でショッピングを楽しみたいなと、それが自然と実現できていたのだと思います。系列店や、経済圏といった、枠組みに縛られることなく、あくまで自分本位で選択できたのが良かったと思います。

年間数百万は生活費として使用するとなると、還元率の高いカードを選ぶ返ってくるポイントも増えます。それだけ支出しているという訳ですが、基本生活費をカード払いに変更しているだけなので、やらない理由はないと思います。

6. 衣服:仕事服はユニクロ

会社での服装はまったく気にしませんでした。周りの人は、服装にこだわる人も多くて、逆にユニクロは被らないブランドのひとつでした。もちろん大切なプレゼンテーションや、ここぞという時のための、スーツは1着だけ持っていましたが、滅多に着ることはありませんでした。

また休日の服装には、数は多くはないですが、数ヶ月に1着、思い切って買っていました。数年かけて、少しずつ自分にとって心地よく、快適に過ごせる服を揃えていきました。

7. 作業:自分でできることは自分でする

とにかくやってみる。できるかどうかわからないものは、一回やってみて、無理だなと諦めてから、誰かに依頼する。時間はかかりますが、やってみたら意外とできること、あるかもしれません。

自分ができそうなことは、なるべくお金をかけずに自力でやっていました。休日は電車を使わず、なるべく自転車(ロードバイク:学生の頃にバイトで貯めたお金で買った)で移動をしていました。東京は京都と比べるとものすごく広くて、坂も多く結構大変でした。

このウェブサイトを作ることも、自分でやってみました。最近リニューアルしたのですが、2014年から始めていて、その前は海外のウェブサービスcargoを利用して、ソフトウェアを触りながら、試行錯誤しながら、なんとなく作ったものです。

ライティングスキルというものも、特に勉強をしていた訳でもありませんし、とにかく実践あるのみで、サイトのコンテンツが充実していくのが楽しくて、やっていたという感じです。このブログも充実させていくのを目標に頑張っています。

あとは、一級建築士の試験も年数はかかりましたが、独学で合格しました。資格を取得したからといって給料も増えませんし、資格学校と比較し数百万円の節約。意外となんとかなるものかと思います。

8. モノ:良いものを長く使う

良いものといっても、ブランド品などといった高価なものではありません。パソコン・カメラ・時計・服・靴・カバン・自転車。気付いたらタイムカプセルに入っていそうな日用品を長く使っています。

長く使っているというより、なかなか買い換えるタイミングがなく、仕方がなく使い続けているということかもしれません。

気付いたら、Appleの11インチmacbookairを12年使っていますし、SONYのNEX7というカメラも12年選手です。靴は、靴底をリペアしながらかれこれ。7,8年。カバンも同じくらいまだまだ使えそう。20歳の時に親に買ってもらった時計も状態がよく、定期的に掃除をして使っています。

これは根からの貧乏性ですかね。

9. 家具家電:大きなものは買わない

そもそも家具・家電付きのマンションだったので、家具はほとんど持っていませんでした。また、面積も広くもないですし、家具を置くと移動させるのが大変だし、掃除をする場所も増える。テレビも邪魔だなと途中で売り飛ばして、その代わりにコンパクトな単焦点プロジェクターを利用していました。

基本的に家の中にモノが少なく、料理もほとんどしていなかったので、モノに対して執着がなかったのだと思います。

また、当時は、引っ越し単身パック1つでどこでも行けるくらいのものしか持っていませんでした(自転車は含めず)。

家具家電は、いつか余裕ができたら、その時に良いものを買うのだと、言い聞かせていたのかもしれません。

10. 家計:浪費は月単位で管理

家計簿というものを付けていた訳ではないですが、支出をクレジットカードでまとめていたので、自分が月にどれくらい使っているのかは一目でわかりました。

今月いくら使ったのか、使いすぎるとヘコみますが。それでも年単位で貯金する額を大体で設定していたので、使いすぎた月の後は、少し控えめにする。など浪費は月単位で管理していました。

この支出が把握てきているということが、意外に良かったのかなと思っていて、最近だと家計簿アプリで用途をすべて分類してくれますし、とても便利です。

金額が明確になったからといって、すぐになにかをする訳ではないですが。どうやったら減るかな?と考えることがクリエイティブな節約の第一歩なのかもしれません。

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