家を建てるきっかけ|子供が産まれる「前と後」の違い[こども編]
結婚、子供の次はマイホーム。家を建てるきっかけとなるのが、子供が産まれるタイミング、漠然とした家づくりを理想の家庭へ。子供中心・自分たち中心。どっちの暮らしに重きを置くか。
- どんな人の誰のために?
- 何が問題で?
- どう解決できる?
→
- こどもが生まれる、生まれた
- 家づくりを始めたい
- 子供・自分達の両方をきちんと考える
前回は結婚編です。ぜひご覧ください。
こどもと暮らす理想の家庭像
理想の
家庭像
を実現したい
こどもを授る。人生でまたとない、喜ばしい瞬間、生まれてくる我が子。
徐々に家庭を意識し始める時期、理想の暮らしが浮かび上がってくる。
暮らしを豊かにしたいと思い始めて、家づくりを考え始める。
こどもとの暮らしを考えるとやはり持ち家が良い、戸建てであれば生活音の心配もそこまでないし、のびのびと、育てられそう。
でもマンションで便利なところに住むのも捨てがたい。ファミリー向けのマンションであれば、同じ年代の方もいたりして、楽しそう。
賃貸か持ち家のどちらを選択するか?の次に戸建てかマンションか?を選ぶことになると思います。
結婚して1,2年間を2人で暮らすなんて時間があれば、その間に家づくりをスムーズに進められる。
家づくりのベストタイミング
実は、こどもを授かる前が、絶好の家づくりのベストタイミングだと思っています。こどもを授かってからは、体調の変化や育児に大忙し、なかなか家のことを考える、ゆったりとした時間がとれないことが多いと思います。とはいえ、こどもがきっかけとなり家づくりの方向性を決めていくというのはひとつの選択肢だと思います。
こども中心の暮らし|海・山・川で自由に遊び、学ぶ
元気に、すくすく
のびのび育てたい。
とにかく、元気いっぱい。自然の多い環境で自由な子育てをしたい、そんな漠然とした考えを持っていました。
海と山が近くにあり、家の裏には小さな裏山があり、少し怖いけど、裏山で遊んで、ちょっとした秘密基地なんてものも作ったり、小さな小川で魚釣りをしたり、メダカを捕まえたり。ため池はちょっと怖いけど、そういう、豊かな地形を探索して、想像力が育まれていく。子供だけしか知らない世界を創造できる環境が理想です。
造られた人工的な公園ではなく、ありのままの自然。手付かずの自然。開発と未開発の境のような場所。ただ、人が入っていかないので、ちょっと危険ですが、知っている人には格好の遊び場になる。自分が生まれ育った場所のイメージが、やはり、自分の子どもにも同じような体験をさせてあげたいと思うのです。
自分達中心の暮らし|教育環境・住環境・周辺施設・補助金を把握する。
教育環境|こども自らどんどん学ぶ。勉強が好きになる環境づくり。
教育目線で住む土地を選ぶ
何も言わなくても勉強する子に自然と育てたい。親目線で言うと、周りの子たちの影響を良い感じで受け、勉強が習慣になるのが理想ですよね。周りの友達が勉強するこどもたちだからといって、自分のこどもが勉強する子になるとは限りません。その逆も然り、結局のところこどもがやりたいことをやるのが一番という考えもあると思います。
親はあくまで選択肢をいくつか提示するだけ、その選択肢自体も、もしかすると数が不十分であったり、言い方であったり、気をつけないといけないかもしれません。変に誘導するのではなく、自然というか、それができたら困らないんですけど、とにかく自然体で関わるのが良いとも思います。でも実際は難しいですよね。
なので、教育目線で学区を選んだり、通わせたいスクールに近かったり、こどものためではあるものの、幾ばくかは親目線になるのも仕方がない。
ただし、子供によってあう、あわないがあると思います。一度土地を買うと、なかなか引越せないというデメリットはあります。
土地を選ぶときは、こどもの教育環境なんて、気にしてはいませんでしたが、東京の方ではものすごい競争が生まれる前から始まっていることに衝撃です。港区・渋谷区・文京区・世田谷区など、一部の富裕層が居住するエリアだと勝手に思っており、一般庶民には関係のない話だと思っていました。親から子へと、投資目線というか、お金持ちは高学歴になって、お金持ちが、さらにお金持ちになる社会構造もこういう側面もあるのかもしれません。
住環境|良質な環境を求めて移住も視野に
都内で仕事中心の毎日もいいけれど、そろそろ自分たちにあった暮らしを始めたいなと思い、移住を考え始めました。
とはいえ、都内アクセスがあまりにも遠いと、仕事的にも影響が出そうなので、電車で1時間くらいを目処にしました。
移住というのは、どちらかというと別荘地に住むようなイメージをしていました。住宅街で暮らすというより、非日常的な暮らしをイメージしていました。暮らしがまずベースにあって、その次に仕事がある。まずは暮らしたいイメージをつくることが大事だと思いました。
別荘地というと、軽井沢、館山、那須、日光、鎌倉、逗子、葉山、藤沢、小田原、熱海、箱根などがあります。
関東近郊に別荘地がたくさんある中で、電車での利便性も考慮して、湘南エリアを中心に土地探しを始めました。
湘南の中でも鎌倉は山と海、豊かな自然、社寺仏閣、閑静な住宅街が広がる歴史のあるエリアです。東京までも電車で1時間くらいで、利便性は高く魅力的だなと思いました。
周辺施設|仕事と子育ての両立
働きやすさと子育てのしやすさ。働きやすさは職場によって異なりますが、子育てのしやすさは居住エリアに影響を受けます。共働き等で保育園に預けなければならない場合は、待機児童が少ないエリアを、あとはどんな習い事・スクール・学校があるのかも確認しておきたいです。
子育て支援施設や、一時預かりでどんなサービスがあるのか、保育園、幼稚園の特色などはこどもが大きくなると考えなければならないことだと思うので、事前の下調べが大切です。
- 教育(習い事・スクール・言語・プログラミングetc)
- 学校
- 子育て支援施設
- 図書館(絵本、書籍)
- 一時預かり
- スーパー
- 小児科(風邪の時に)
- 皮膚科(乾燥、肌荒れ、できもの)
- 公園(小さくてもOK)
補助金|行政の助成金を上手に活用
調べればキリがないですが、子供が生まれたら助成金がでたり、クーポン。あとは移住したらお金がもらえるなどの自治体はあります。ひとつの選ぶ基準として検討する余地はもちろんありますが、土地探しはエリアの好み、環境、予算などによって、ある程度決まってきますので、そこまで気にするものではないのかなとは思います。
また、そういったエリアは人気が高いので、土地の価格も高くなっていることが多いです。
新幹線通勤で最高の通勤環境を手に入れる(穴場的おすすめ)
結果的に鎌倉で暮らすことになりましたが、当初は東京から地方へ移住することも考えていました。新幹線通勤という、荒技を使い。グリーン車以上の贅沢な通勤環境を手に入れることを本気で検討。場所は静岡県三島市、長泉町という三島駅(新幹線停車駅)の近辺です。移住のための支援金にも力を入れていて、子育てに分厚い対応をしている自治体です。
新幹線通勤というまさかの飛び道具。
三島から東京駅まで、約50分。鎌倉から東京駅まで、約50分で、かかる時間は実は同じ。
海・山・川という三種の遊び場を網羅できる三島。駿河湾・富士山・源兵衛川。自然が豊富でレジャーが楽しめるエリアです。平日東京で、休日はレジャーにと、充実した毎日が送れそう。
伊豆半島と三浦半島。三島と鎌倉はどちらも半島の付け根にあたる場所で、なんとなく地理的な共通点もありそう。