建築家紹介・マッチングサイト5選|注文住宅の相談先と選び方を比較

建築家選びマッチングサイトのサービスの特徴をご紹介。家づくりやデザインに興味はあるけど、建築は初心者という方へ向けて、オススメの住宅相談サービスをご紹介します。LIVING DESIGN CENTER OZONE、KLASIC、titel(タイテル)、the house(ザ・ハウス)、SuMiKa(スミカ)
建築家に依頼して家を建てたいと思っても、最初に誰へ相談すればよいのか、どの建築家が自分たちに合っているのかは、なかなかわかりません。
そこで今回は、建築家を探せる紹介・マッチングサービス5社を比較します。家づくり全体について相談したい人、建築事例を見ながら候補を探したい人、希望を整理しながら紹介を受けたい人など、目的によって適したサービスは異なります。
それぞれの特徴、費用の考え方、相談できる範囲を確認しながら、自分に合う相談先を考えてみましょう。
建築家紹介・マッチングサイトおすすめ5選
- LIVING DESIGN CENTER OZONE
- KLASIC
- titel(タイテル)
- the house(ザ・ハウス)
- SuMiKa(スミカ)
家づくり初心者向けの建築事務所選びのマッチングサイトを比較してみると、おおよその価格帯と特徴が見えてきます。ホームページの使いやすさ・見た目・建築デザインなどから5つのサービスに厳選し、そのサポート範囲や内容、費用についてご紹介します。どれもオススメのサービスで、活用例も後々ご説明しますので、ぜひご覧いただければと思います。
建築家紹介サービスは、どれを選んでも同じというわけではありません。
家づくり全体について相談したい場合はOZONE、建築事例を見ながら候補を探したい場合はKLASIC、希望条件を整理しながら紹介を受けたい場合はtitel、建築家の実績を重視する場合はザ・ハウス、ほかの人の相談事例も参考にしたい場合はSuMiKaが候補になります。
大切なのは、知名度や無料という言葉だけで選ぶのではなく、自分が今、何を相談したいのかに合わせてサービスを選ぶことです。
| 比較項目 | OZONE | KLASIC | titel | ザ・ハウス | SuMiKa |
|---|---|---|---|---|---|
| 主なサービス | 家づくりサポート | 建築家マッチング | 建築家マッチング | 建築家マッチング | 建築家マッチング |
| 主な使い方 | 家づくり全体について相談する | 建築事例から建築家を探す | 希望を伝えて建築家を紹介してもらう | 登録建築家から依頼先を探す | 相談事例を見ながら専門家を探す |
| 建築家の探し方 | 担当者への相談 | Web検索・紹介 | アドバイザーによる紹介 | 登録建築家から紹介 | Web検索・相談 |
| 向いている人 | 初期段階から幅広く相談したい人 | 多くの建築事例を比較したい人 | 相談しながら依頼先を選びたい人 | 建築家の実績を重視する人 | 気になることを幅広く相談したい人 |
| 強み | 家づくり全体のサポート | 豊富な建築事例 | 建築アドバイザーへの相談 | 50人の建築家 | 幅広い相談事例 |
| 建て主が負担する費用 | 0〜44万円 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 建築家側の掲載料・紹介料 | 無料 | 月額5万円 | 総工事費の2% | 設計監理料の12% | 工事費の2%、上限50万円 |
建築家紹介サービスは「紹介型」と「伴走型」に分かれる
建築家を探せるサービスは、一見すると似ています。しかし、実際には「どこまで支援してくれるか」に違いがあります。
大きく分けると、建築家との出会いをサポートする「紹介型」と、家づくりの進め方まで相談できる「伴走型」があります。
| 比較項目 | 紹介型 | 伴走型 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 建築家を見つけること | 家づくりの進め方を整えること |
| 主な支援範囲 | 条件整理、建築家紹介、面談設定 | 条件整理、相談先の比較、計画段階での確認 |
| 向いている人 | 建築家への依頼をある程度決めている人 | 土地・予算・依頼先も含めて迷っている人 |
| 注意点 | 紹介後の支援範囲はサービスごとに異なる | 相談料や支援内容を事前に確認する必要がある |
紹介型が悪いわけではありません。建築家に依頼したい方向性が決まっている場合は、効率よく候補を比較できる便利な方法です。一方で、建築家に依頼するかどうかも含めて迷っている場合は、紹介を受ける前に、土地・予算・暮らし方などの条件を整理した方が判断しやすくなります。
紹介サービスを利用する際は、誰から費用を受け取り、どの範囲の建築家を紹介しているのかを確認することが大切です。
提携先から候補を紹介する仕組みの場合、紹介される建築家は、そのサービスの登録先に限られることがあります。
一方で、建築家を効率よく探したい人にとっては、条件に合う候補を紹介してもらえる便利な仕組みです。
重要なのは、無料か有料かではなく、そのサービスが「建築家との出会いを支援するマッチングサービス」なのか、「家づくり全体の判断を支援するアドバイザリー」なのかを理解して利用することです。
紹介サービスについて詳しく知りたい方はこちら

どうして決断を迫ってくるのか?と疑問に思った方はこちら

1.マッチングサポート(紹介型)
マッチングサポートは、設計事務所(建築家)の選定のみをサポートしてくれるサービスです。設計段階や施工段階のサポートは基本的に対象外です。どのサービスも家づくりのパートナー選びのプラットホームという印象が強く、いわゆる結婚相談所のように相手を選び成約することが主な目的です。
一方で、掲載料や紹介料を建築家側が負担する仕組みでは、紹介される候補が登録先や提携先に限られる場合があります。
ただし、それらの費用が個別の設計料に上乗せされるかどうかは、建築家との契約内容や料金設定によって異なります。一律に建て主の追加負担になるとは判断できません。
利用する際は、紹介対象となる建築家の範囲、費用負担の仕組み、紹介後のサポート内容を確認しておくと安心です。
2.家づくりサポート(伴走型)
家づくりサポートは、資金計画などの初期段階から建物の完成までをトータルでサポートしてくれるサービスです。最初から最後まで付き合ってもらえるということから、マラソンの伴走者のようなものをイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。
家づくりは発注の連続で、決め事がたくさんあります。まずは土地探し、建築家探し、工事会社探しからはじまり、家の間取りや、外壁の種類、床・壁・天井の仕上、建具からキッチンや浴室、トイレ、そして暮らしに応じて適切な収納量などを決めます。
本当にたくさんの量の決め事があるので、仕事・育児をしながら注文住宅を考えることは楽しくもあり、とても大変です。そこで、家づくりサポートを利用することで、建て主が発注する負担を大幅に軽減することができます。
サポート範囲|”紹介まで”か”紹介後も相談できるか”を確認する
設計事務所(建築家)選びは、注文住宅の家づくり初心者にとって、最初にして一番悩ましい課題だと思います。どこを選ぶのかによって、家づくりの本来の楽しさを感じれたり、納得できる家になるか決まると言っても過言ではないです。しかし、その重要度にも関わらず、決断するのは困難を極めます。
建築家紹介サービスを比較するときは、建築家を紹介してもらえるかどうかだけでなく、その後どこまで相談できるのかも確認しておきたいところです。
紹介型は、希望条件の整理や建築家との面談など、依頼先を見つけるまでの支援が中心です。作風や対応地域、人柄などを比較しながら、自分たちに合う建築家を探せます。
一方、伴走型のサービスでは、土地、予算、間取り、相談先の選び方など、家づくりの進め方について継続的に相談できる場合があります。
ただし、対応する期間や内容はサービスによって異なります。設計中の相談や図面の確認まで含まれるのか、紹介後は別料金になるのかなどを事前に確認しておくと安心です。
各サービスのオススメ活用方法
次に各サービスのおすすめの活用方法をお伝えします。
建築家紹介サービスのホームページには、住宅の写真や建築事例、家づくりに関する相談内容など、さまざまな情報が掲載されています。気になる事例を見比べるだけでも、「こんな暮らし方が好きかもしれない」「この間取りは自分たちには合わなそう」といった判断の手がかりが見えてきます。
最初から理想の家を明確に決める必要はありません。
サービスごとの特徴を知りながら、いまの自分たちに合う相談先を選んでみてください。
①LIVING DESIGN CENTER OZONE

まずは家づくり初心者にオススメしたい!
家づくりのセミナーを頻繁に開催しているので、まずは話を聞いてみる初期段階において利用するのがオススメです。新築・建て替え・リノベーションだけでなく、土地探しや資金計画についても相談できます。
住宅展示場や某賃貸住宅サイトへ相談に行くよりも、こちらの方が注文住宅の自由度が高く、家づくりを考え始めた方には是非オススメしたいです。
リビングデザインセンターOZONEにはショールームや家具など、家づくりのイメージも作りやすいと思うので、ふらっと立ち寄ってみるのも面白いと思います。
②KLASIC

豊富な事例がたくさん!イメージを膨らませるならこちら!
都道府県ごとに対応可能な建築家が一目でわかります。サイト自体も使いやすく、カテゴリー検索があるため、要望に近い事例をすぐに確認することができます。
登録されている建築事務所も豊富ですので、家づくりをはじめてから「予算もイメージもだんだんと湧いてきたぞ」といった段階で見ると、現実的な建物のイメージがつかめるはずです。
③titel(タイテル)

結局どこに頼むのが良いのか、考えすぎて、結局よくわからなくなってしまった!
そんな時には、相談相手が必要だと思います。自分たちの考えを整理してもらったり、聞いてもらうことで悩みを解決しましょう。
こちらのサービスでは「設計事務所で実際に設計経験のある一級建築士の建築アドバイザー」がオススメの建築事務所を紹介してくれます。まずはヒアリングをしてもらえるので、注文住宅に必要な条件整理にはぴったり。さらに建築家の紹介は無料ですので、気軽に試せるのもよいですね。
④the house(ザ・ハウス)

建築家がオススメする建築家に頼みたい!
厳しい審査を通過して、50組に厳選。建築業界では、言わずと知れた有名どころの建築事務所の先生達ばかり。頼めば間違いはないだろうと、僭越ながら、こちらのリストに入れさせていただきました。初心者向けというより、昔から建築が好きだ、いつかは名建築に住んでみたいんだという方にオススメしたいですね。
⑤SuMiKa(スミカ)

みんなの家づくりの相談が気になる。たまに気軽に質問したいんだよなぁ
こちらは家づくりのパートナーを見つけるというより、専門家に対して素朴な質問をできるプラットホームであるということ。
質問もカテゴリーごとに分類されており、みんなの相談事例を簡単に探せます。家づくりだけでなく、土地を決める前の計画の初期段階の概算費用、解体費用、新築、築古、そして断熱性能、太陽光、建築基準法にまつわるあれやこれなど、専門的な話から、初心者向けの話まで相談内容は多岐に渡ります。
建築家紹介サービスを利用するときの費用
建築家紹介サービスには、相談や紹介を無料で利用できるものと、有料の相談・サポートが用意されているものがあります。
ただし、紹介サービスの利用料金と、建築家に依頼する際の設計監理料は別です。
確認したいのは、次の3点です。
- 相談や建築家紹介に費用がかかるか。
- 建築家への設計監理料は、どの段階で、いくら発生するか。
- 紹介後のサポートが、どこまで含まれているか。
「相談無料」という表示だけで判断せず、依頼後に必要になる費用と支援範囲を分けて確認すると、サービスを比較しやすくなります。
建築家紹介サービスのメリットと注意点
建築家紹介サービスを利用するメリット
建築家紹介サービスのメリットは、自分だけでは探しきれない建築家や設計事務所と出会えることです。
対応地域、住宅の作風、予算、得意とする建物の種類などをもとに候補を探せるため、建築家に依頼したいものの、具体的な相談先が決まっていない人に適しています。
担当者やアドバイザーがいるサービスであれば、希望を言葉にしながら候補を絞り込めることもあります。
実質的に設計行為を行う設計事務所(建築家)に間取りや建物の構成、外観などをお任せし、自分たちでは考えつかないような斬新なアイデアや魅力ある空間を提案してもらえる。
利用前に確認したい注意点
紹介される建築家は、そのサービスに登録している事務所や提携先に限られる場合があります。
また、相談や紹介が無料であっても、設計契約後には別途、設計監理料が発生します。紹介後にどこまで相談できるのかも、サービスによって異なります。
建築家選びを急ぐ前に、「誰を紹介してもらえるのか」「費用はどの段階で発生するのか」「紹介後も相談できるのか」の3点を確認しておくと安心です。
自由度の高い反面、予算を超過したり、思わぬ方向に進んでしまい、軌道修正できず後々後悔してしまった。という話もよく聞きます。(それが逆に良かったことも、もちろんあります)
そんなことにならないように、今回ご紹介する家づくりサポートを利用することで、事前に建て主要望を第三者目線で理解、整理してもらい、この間取りで本当に大丈夫そうかなど、柔軟に軌道修正のアイデア、第三者としての意見を聞きながら、慎重に家づくりを進めたい方向けに注文住宅相談サービスをぜひご活用してもいいのではないかと思います。
まとめ|相談したい内容に合わせてサービスを選ぶ
みなさん、家づくりサービスをざっくりと比較してみていかがでしたでしょうか?
自分としては、友人が家づくりについて相談に来てくれた時に、まずはここで話を聞いてみるといいよとオススメしたいサービスをご紹介しましたが、価格の面でどうしても一歩踏み出せないこともあるのかなといった印象を受けました。
ただ、無料で受けられるサービスもたくさんあるので、一度試してみて、こういう考え方もあるのか!と自身の知識を増やすことも家づくりにおいて大切なプロセスだと思っています。色々な検討をするうちに、本当に大切なものが徐々に見えてきます。
個人的には、家づくりは余分な買い物をせずに、最低限で済ませたいタイプ(かといって、欲しいものは手に入れたい)なので、まずは自分に向き合って「本当に欲しいものは何か?不要なものは何か?必要十分な心地良いラインはどこにあるのか?」をミニマルな暮らしのベースとして把握することをオススメしたいです。
建築家を選ぶ前に、まだ整理したいことがある方へ
建築家紹介サービスは、依頼先の候補を探したいときに役立ちます。
ただ、実際には「建築家に頼むべきなのか」「土地と住宅会社のどちらを先に決めるべきか」「提案された間取りが自分たちに合っているのか」といった段階で迷っている方も少なくありません。
その場合は、依頼先を急いで決めるより、まず何に迷っているのかを整理すると、次の相談先を選びやすくなります。
ambitectの「はじまりの診断」では、家づくりや土地、間取りについての迷いや資料をもとに、次に考えたいことを小さな診断レターとしてお返ししています。
すでに間取りの提案を受けていて、その内容を見直したい場合は、間取りの整理相談「madorism」という選択肢もあります。
家を建てる。
土地を選ぶ。
暮らしを整える。
事業をつくる。
ambitectは、土地・建築・暮らし・事業を、ばらばらに考えるのではなく、
その関係性を読み解きながら、まだ見えていない価値を整理していきます。
家づくりの迷い、間取りの違和感、場所の活用、事業の空間づくり。
まだはっきり言葉になっていない段階でも、その中には次に進むための手がかりがあります。
まずは、今ある状況や迷いをお伺いしながら、
必要な整理の入口をご案内します。

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(〜開催予定〜)

