madorismの間取りをつくる建築家
原宏佑(はらこうすけ)
鎌倉市在住の建築家。

関東近辺で約3年の土地探しを経て、30代で北鎌倉に自邸を建築。家づくりを通して、物件探しに大ハマり、今でも鎌倉の物件情報に目がない。「鎌倉で次住むならここが一番だ!」を探し続けて、さすがに2軒目は自身では難しいので、誰かに実現してほしいと心から思い、間取りにストーリーを込めて日々作成している。

北鎌倉の小さなレストランのある共同住宅|madorism_間取りのコンセプト|小規模店舗と低層マンション、4階建て1棟ビルの建築計画”北鎌倉の顔になる建築”

事業計画:鎌倉街道沿いの富裕層向けレジデンス(小さな店舗とゆとりある住まい)
「北鎌倉の街の雰囲気に魅力を感じているが、なかなか良い物件が出てこない。海外や有名レストランで修行を積んだシェフやバリスタを北鎌倉に呼び込みたい。隠れ家のような小規模でいいから、とにかく好きなように腕を振るいたい。だったら、エリアにはまだ存在しない新しいタイプの1棟ビルを起爆剤として開発して、若い力で街の魅力を発信していきたい。レジデンスも比較的ゆったりした面積を確保し北鎌倉ならではのローカルで独自性に富んだ暮らし」といったことをイメージしながら考えました。

madorism_間取りのコンセプト主義|最初の直感を大切にしたい

地方や準都心へ移住し、注文住宅を検討中の方に向けて、土地固有の魅力をベースとした「建築デザイン・暮らしのヒント」を紹介します。今まさに販売中の物件を元に、直感的に”間取り”を作成しております。もし気に入っていただければ土地を購入し、建築計画を進めることも可能です。それでは、よろしくお願いします。

計画概要
  1. 場所はどこ?
  2. コンセプトは?
  3. なにが実現できる?

  1. 鎌倉市山ノ内(鎌倉街道沿い)
  2. 北鎌倉の顔になる建築
  3. 隠れ家のような居場所を作り出す

site

鎌倉市山ノ内は、鎌倉駅の北西に位置し、巨福呂坂および亀ヶ谷坂の切通しで鶴岡八幡宮の裏につながる。鎌倉街道沿いに建長寺・円覚寺・東慶寺・浄智寺・明月院などの社寺仏閣が多く、谷戸毎に一つの寺があり、自然の地形を生かしたエリア分けがされている。1927年(1930年駅へ昇格)に北鎌倉駅開設後に別荘・住宅が増えたが、交通量の増加に伴い、開発が抑えられ、南部・北東部の丘陵地帯には自然が多く残る。(市街化調整区域が多く、開発がされておらず自然が残っている)
鎌倉街道沿いは個人経営のレストランや商店が数店舗あるのみで、その他の駅周辺エリアの開発状況とはまるで逆行するような状況。お店は路地の奥・山の上に立地していることから、隠れ家的で落ち着いた雰囲気が人気のあるエリアになっている。今回は鎌倉街道のちょうど北鎌倉駅から北西側へ数分の土地物件が見つかったのでご紹介します。

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