小田急線沿い|新宿通勤・良好な住環境エリア(自然・借景)を考えてみた!Google Mapでエリア表示
都心周辺で土地を探し中、実は湘南エリアに憧れを持っている。自然が多く、ゆったりとした暮らしをしてみたい。だけど、都心に近づくほど条件は難しく。エリアもよくわからない。新宿まで電車で30分くらいが限界。とにかく緑に囲まれて自然・住環境にフォーカスした土地探しをしてみた。
- どんな人の誰のために?
- 何が問題で?
- どう解決できる?
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- 都心周辺で土地を探している
- 湘南暮らしに魅力を感じるが、距離的に難しい
- 自然多めの、3つのエリア
鎌倉在住者が、住む場所を選ぶ基準(独断と偏見)
自然
緑
緑。以上
まったくの嘘です。自然豊かな環境を好むというのは紛れもない事実ですが、その他にも色々と余り余る希望があります。予算次第ではあるものの、新宿駅アクセスで以下ポイントをベースとして住む場所選びを行いたいと思います。
- 特急停車駅(できれば)
- 駅近に閑静な住宅街がある
- 街並みがゆったりしている
- 街路樹や自然、緑が多い
- 子供が遊べる公園が近くにある(ピクニック環境)
- 業務スーパーが近い(車で数分)
- スーパーはできればライフ(独断と偏見)
- 車の便が良い。
- レジャーの利便性が高い
- 空港までリムジンバスがある
向ヶ丘遊園駅 | 生田駅 | 町田駅 | 新百合ヶ丘駅 | |
---|---|---|---|---|
新宿まで | 20分 | 38分 | 30分 | 23分 |
自然 | 生田緑地 | 生田緑地 | 芹ヶ谷公園 | 緑道・街並み |
車 | 東名川崎IC | 東名川崎IC | 横浜町田JCT | 東名川崎IC |
新幹線 | 新横浜 | 将来改善あり | ||
飛行機 | 電車 | 直通バス | 直通バス | |
土地価格 | 132.2 万円/坪 | 88.6 万円/坪 | 97.7 万円/坪 | 96.2 万円/坪 |
新宿駅、その広さ侮るなかれ。会社によって到着位置が全然違う。
結果、駅の
やや中心
小田急線
新宿駅は日本最大級のターミナル駅。鉄道会社により到着場所は距離的に離れている。駅名もややこしく、その名の通り新宿駅、そして新宿三丁目、東新宿、西新宿、新宿西口、南新宿、西武新宿。そして鉄道会社はJR各線、東京メトロ、京王線、小田急線、副都心線、都営大江戸線。電車の到着位置・出口を確認するのすら、億劫になるくらい、複雑な駅構造をしている。
小田急線は新宿駅のやや中央寄りにあり、それぞれの乗り換えに対して、遠くもなく、近くもなく、平均的だろうということで、今回は小田急線にターゲットを絞ることにしました。JR線への乗り換えが近いのも重要なポイントです。
小田急線の停車駅は「通勤急行・通勤準急」が狙い目
特急停車駅ということで、駅はかなり絞られます。小田急線では快速急行が特急級に該当し、候補駅の中で停車するのは、新百合ヶ丘、町田の2駅。向ヶ丘遊園は急行・通勤急行。生田は通勤準急。通勤時に登戸から新宿まで急行verになる「通勤急行・通勤準急」停車駅は、結構狙い目だと思います。
その中でも、生田は各駅停車しか停まらない駅の中で通勤急行の新宿よりの最初の駅なので、登戸、向ヶ丘遊園に次ぐ速さで新宿駅に到着します。生田駅周辺は土地価格も比較的安価なので、コストパフォーマンスに優れているとも言えます。
余談ですが、最近依頼のあった30代の若いご夫婦は、新宿駅の勤務で小田急線沿いをご希望。テレワークも活用できるそうで、できれば都心エリアというよりも、将来の子育てを考えて、むしろ居住環境を重視するとのこと。都心の3階建の狭小住宅ではなく、庭付き2階建がイメージ。奥さんが音楽関係の仕事をしているため、ピアノが弾ける防音室を設置することが特殊条件とのこと。
1. 向ヶ丘遊園・生田エリア
向ヶ丘遊園駅
川崎市多摩区のアドレス。急行で新宿駅まで約21分のアクセス。
向ヶ丘遊園の推しポイントは、山と川の自然を楽しむ暮らし。生田緑地に面した土地を発見できたなら、勝手に勝利パターンだと思っています。駅からそこまで遠くなく、ここまで広大な緑地が残っているのは珍しいです。
さらに少し離れてますが登戸の方へ行くと、その先に多摩川が待っています。日々のランニング、サイクリングだけでなく様々なアクティビティの宝庫である多摩川が比較的近くにあるというのは、かなりのメリットだと思います。自然たっぷりの川という感じではありませんが、都市河川としての魅力は十分すぎるほどです。
東生田2丁目の緑地の地形が鎌倉の谷戸に似通っていることから、緑に囲まれたエリアだと言えると思います。府中街道沿いに五反田川があるので、ハザードには注意したいところですが、山の方は安全かと思います。
このエリアは比較的価格も高い部類なので、このエリアはあくまで理想。このイメージを保ちつつ、現実的な落とし所を見つけていきたいと思います。
ただ都内で戸建てを検討中。予算があるのであれば、住環境の良さという点で、候補に挙がるエリアです。
枡形2丁目も狙い目のエリアかと思います。こちらも緑が多く、非常に好みのエリアです。
どちらも閑静な住宅街といった感じで、ぜひ一度足を運んで雰囲気を確認することをおすすめします。初めての土地探しにおいて、現地を肌で感じることが大切なステップです。気になる町があれば、一度訪れてみて、どのエリアの雰囲気が好みなのか、実際に足を運んで探すのも土地探しの楽しみの一つです。
また、駅前にスーパーのライフ向ヶ丘遊園店があるので、個人的にポイントが高いです。
近くに明治大学生田キャンパス、専修大学生田キャンパスがあるので、駅前も比較的賑やかで活気があるのもポイント、ちょっとした外食は困ることはなさそう。
路線図の画像を探していると、マンションの販売サイトにつながるのですが、街の魅力をとてもわかりやすく紹介してくれているので、戸建て住宅のエリアを絞る際に参考にすると、とても早くてクオリティの高い情報が得られるので非常にお勧めです!(これは案件でもなんでもありません)
サイトを見ていると、知らないうちに魅力に惚れ込み、マンションを購入してしまうのではないかと思ってしまいます。
生田駅
生田の推しポイントは、抜け感のある眺望の優れた暮らし。(なだらかな丘陵)
どちらかといえば、鎌倉山とか、西鎌倉、笛田、片瀬山などのエリアのような雰囲気なのかなと思います。段々になっている、宅地が並んでいるのですが、その段差が優れた眺望を生み出します。街全体として南側に向かって低くなっているエリアを探せば、日当たり良好です。
比較的駅前のエリアもコンパクトなので、普段の買い物は隣駅である、向ヶ丘遊園で済ますことになるとは思いますが、駅距離はそこまで離れていないので、利便性は多少落ちるくらいです。むしろ、価格が下がるので、そちらのメリットが大きいと思います。
自分だったら向ヶ丘遊園側(生田駅から東側、さらに北側)の生田8丁目を選ぶと思います。
東生田緑地のほか、生田8丁目東緑地、そのほか緑が多く、地図を見てもわかると思います。
向ヶ丘遊園の隣の駅であるため、前述と同様に、山と川の暮らしの良さを引き継ぎながらも、なだらかな斜面地に広がる住宅街が抜け感のある眺望をもたらしてくれます。
新宿駅まで普通で38分とやや時間はかかるものの、急行に比べると混雑しないということを鑑みて、十分検討の余地があります。坪単価を考えると、コスパ高めだと思います。
2. 町田駅
勝手に神奈川県のイメージでしたが、実は東京都。急行で新宿30分、横浜28分のアクセス、両方利用する頻度が高い方にとって、どちらも乗り換え無しで生活圏に入れられることが最大の強み。
町田駅は新幹線(新横浜駅)まで横浜線で1本。さらに羽田空港まで直通のリムジンバスもありますので、このあたりのエリアからすると無双状態の利便性の高さかと思います。また、箱根までも1時間で行けるのも、地味に嬉しいポイントでもあります。さらに隣が相模原市なので、アウトドアやレジャー好きには最適なエリア。ファミリーには優しすぎる駅、それが町田。さらにコスパも高い。
駅前はやや雑多なイメージですが、狙いを定めたいエリアは、町田駅から東側に位置する芹ヶ谷公園。南北に緑が帯になって伸びていると思うのですが、このあたり一帯であれば、良好な環境だなと思います。
他のエリアがダメと言っているわけではなく、好みとしてはこの辺りかなといったくらいなので、参考程度にご覧いただければと思います。
町田の推しポイントは、下町らしさとファミリーにも単身世帯にも、学生にも優しい暮らし。
単に職場に近いから、という理由で住んでいると、都心に暮らすことのメリットを最大限享受することは難しい、自分なりのコンセプトを掲げ、都心で暮らす『職住近接』の相乗効果を最大限活かしたい。
3. 新百合ヶ丘駅
出典:https://www.eiga.ac.jp/access
新宿駅まで約23分のアクセス。小田急線沿いの知る人ぞ知る閑静な住宅街。駅前の賑やかさとは一転、少し駅から離れると住宅街が広がります。駅名の通り、ゆるやかに丘になった地形で住戸間の関係も良好。所々遊歩道が整備されており、街全体で四季折々の季節を楽しめる。
選ぶなら、上麻生3丁目エリア(山口白山公園の周辺)、こやのさ緑道など、自然が近くにあるエリア。
あとは文化芸術に力を入れているところ、将来延長される線路の計画も注目です。
文化や芸術に触れられる「新百合ヶ丘」
新百合ヶ丘駅周辺では30年前の街びらき当初より、芸術・文化が息づく街づくりを進めてきました。NPO法人しんゆり・芸術の街づくりは、駅周辺に集積する芸術関係施設や人材などの地域資源を活かした街づくりを促進し、地域の活性化・地域ブランドの確立を目指し活動しています。「しんゆり・芸術のまち」として、出会いを創出し、人も街も輝きを増していく街づくりを目指します。
横浜市営地下鉄ブルーライン延伸計画発表
2019年、横浜市営地下鉄ブルーライン「あざみ野」駅から、小田急線「新百合ヶ丘」駅南口付近までの延伸計画が発表されました。「新百合ヶ丘」から「あざみ野」区間に4つの新駅誕生約6kmの区間に4つの新駅を設け、2030年の開業を目指しています。これにより、これまで南北の交通手段がなかった「新百合ヶ丘」駅から「あざみ野」駅にかけての交通利便性が改善され、東急田園都市線沿線や「新横浜」駅へのダイレクトなアクセスを実現します。
その他. 三鷹・調布エリア
そのほか新宿といえば、京王線。三鷹・調布エリアも住環境良好だなと思います。神代植物公園、国立天文台、深大寺の緑を中心とした良好な環境の住宅街が広がっています。
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