ambitect
貯める・探す・描く・つくる・暮らす
2014年に設立されたデザインディレクション『ambitect』。建築に関わる5つの力(貯める・探す・描く・つくる・暮らす)をベースとした、デザインコンサルタントを行う。SNSにて暮らしの情報を発信し、2023年より『暮らしの窓口』を開設。

鎌倉在住者が、住む場所を探す。もし『新宿勤務』なら、どこに住みたいか考えてみた!小田急線沿い|Google Mapでエリア表示

記事の概要

都心周辺で土地を探し中、実は湘南エリアに憧れを持っている。自然が多く、ゆったりとした暮らしをしてみたい。だけど、都心に近づくほど条件は難しく。エリアもよくわからない。新宿まで電車で30分くらいが限界。とにかく緑に囲まれて自然・住環境にフォーカスした土地探しをしてみた。

記事の目的
  1. どんな人の誰のために?
  2. 何が問題で?
  3. どう解決できる?

  1. 都心周辺で土地を探している
  2. 湘南暮らしに魅力を感じるが、距離的に難しい
  3. 自然多めの、3つのエリア

鎌倉在住者が、住む場所を選ぶ基準(独断と偏見)

自然

緑。以上

まったくの嘘です。自然豊かな環境を好むというのは紛れもない事実ですが、その他にも色々と余り余る希望があります。予算次第ではあるものの、新宿駅アクセスで以下ポイントをベースとして住む場所選びを行いたいと思います。

  • 特急停車駅(できれば)
  • 駅近に閑静な住宅街がある
  • 街並みがゆったりしている
  • 街路樹や自然、緑が多い
  • 子供が遊べる公園が近くにある(ピクニック環境)
  • 業務スーパーが近い(車で数分)
  • スーパーはできればライフ(独断と偏見)
  • 車の便が良い。
  • レジャーの利便性が高い
  • 空港までリムジンバスがある
スクロールできます
向ヶ丘遊園駅生田駅町田駅新百合ヶ丘駅
新宿まで20分38分30分23分
自然生田緑地生田緑地芹ヶ谷公園緑道・街並み
東名川崎IC東名川崎IC横浜町田JCT東名川崎IC
新幹線新横浜将来改善あり
飛行機電車直通バス直通バス
土地価格132.2 万円/坪88.6 万円/坪97.7 万円/坪96.2 万円/坪

新宿駅、その広さ侮るなかれ。会社によって到着位置が全然違う。

結果、駅の
やや中心
小田急線

新宿駅は日本最大級のターミナル駅。鉄道会社により到着場所は距離的に離れている。駅名もややこしく、その名の通り新宿駅、そして新宿三丁目、東新宿、西新宿、新宿西口、南新宿、西武新宿。そして鉄道会社はJR各線、東京メトロ、京王線、小田急線、副都心線、都営大江戸線。電車の到着位置・出口を確認するのすら、億劫になるくらい、複雑な駅構造をしている。

小田急線は新宿駅のやや中央寄りにあり、それぞれの乗り換えに対して、遠くもなく、近くもなく、平均的だろうということで、今回は小田急線にターゲットを絞ることにしました。JR線への乗り換えが近いのも重要なポイントです。

出典:https://ekitan.com/

小田急線の停車駅は「通勤急行・通勤準急」が狙い目

路線図

特急停車駅ということで、駅はかなり絞られます。小田急線では快速急行が特急級に該当し、候補駅の中で停車するのは、新百合ヶ丘、町田の2駅。向ヶ丘遊園は急行・通勤急行。生田は通勤準急。通勤時に登戸から新宿まで急行verになる「通勤急行・通勤準急」停車駅は、結構狙い目だと思います。

その中でも、生田は各駅停車しか停まらない駅の中で通勤急行の新宿よりの最初の駅なので、登戸、向ヶ丘遊園に次ぐ速さで新宿駅に到着します。生田駅周辺は土地価格も比較的安価なので、コストパフォーマンスに優れているとも言えます。

余談ですが、最近依頼のあった30代の若いご夫婦は、新宿駅の勤務で小田急線沿いをご希望。テレワークも活用できるそうで、できれば都心エリアというよりも、将来の子育てを考えて、むしろ居住環境を重視するとのこと。都心の3階建の狭小住宅ではなく、庭付き2階建がイメージ。奥さんが音楽関係の仕事をしているため、ピアノが弾ける防音室を設置することが特殊条件とのこと。

1. 向ヶ丘遊園・生田エリア

向ヶ丘遊園駅

交通図

 出典:https://www.proud-web.jp/mansion/c116260/location/

立地概念イラスト

 出典:https://www.proud-web.jp/mansion/c116260/location/

川崎市多摩区のアドレス。急行で新宿駅まで約21分のアクセス。

向ヶ丘遊園の推しポイントは、山と川の自然を楽しむ暮らし。生田緑地に面した土地を発見できたなら、勝手に勝利パターンだと思っています。駅からそこまで遠くなく、ここまで広大な緑地が残っているのは珍しいです。

さらに少し離れてますが登戸の方へ行くと、その先に多摩川が待っています。日々のランニング、サイクリングだけでなく様々なアクティビティの宝庫である多摩川が比較的近くにあるというのは、かなりのメリットだと思います。自然たっぷりの川という感じではありませんが、都市河川としての魅力は十分すぎるほどです。

東生田2丁目の緑地の地形が鎌倉の谷戸に似通っていることから、緑に囲まれたエリアだと言えると思います。府中街道沿いに五反田川があるので、ハザードには注意したいところですが、山の方は安全かと思います。

このエリアは比較的価格も高い部類なので、このエリアはあくまで理想。このイメージを保ちつつ、現実的な落とし所を見つけていきたいと思います。
ただ都内で戸建てを検討中。予算があるのであれば、住環境の良さという点で、候補に挙がるエリアです。

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